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子どもたちが自由に探索し、プロセス自体も子どもたちがつくっていく学びに向き合う
プロジェクトタイプ
伴走
日付
2022年6月 - 2023年3月
場所
森村学園初等部
子どもたちが自由に探索し、プロセス自体も自らつくっていく学びの時間をつくることに挑戦する茂木智央先生(森村学園初等部:当時)に、荻上健太郎さん(東京学芸大学)と共に、1年間にわたる総合的な学習の時間のプロセスに伴走しました。
社会課題の自分事化と主権者教育を掛け合わせた授業の実践と、教育カリキュラムの開発です。
教員・伴走者の双方が事象の奥に潜む可能性に意識を向けて対話をしながら、子どもたちの自由な探索や多様な感じ方・変化を意味づけ、支援してきました。中長期で予測し精緻に見通しを持つと言うよりは、予定通りではない状況に対し、対話の中で協働者3人がいくつもアイディアを出し合いながら進めていくことを大切にしました。
(茂木先生より)
この1年間総合の授業を計画・展開していく上で、日出間さんと荻上さんのお二人がいてくれたことは,私にとって非常に重要なことでした。それは,教師としての在り方を問い直し続けられた(教師としての成長に寄与してくれた)からです。下の表内にあるように,「どんな発言もおもしろがる」「おぼろげな発言にも意味づけをする」「断定的ではない言い方をする」といったことを当たり前としているコミュニケーションを重ねる中で,「心理的安全性マインド」「対話マインド」「自由な発想マインド」になっていくことを実感しました。このことで,自分自身の授業や実践だけでなく,職場の同僚や子どもたちたちとの向き合い方・関わり方をよりよいものにしていきたいという想いがますます強くなっていき,学校文化を変えていけるという可能性を感じるまでに至りました。
※本実践の過程で分かったことを、「学校教育における大人の協働のあり方や可能性」の観点から共同研究にまとめ、2023年3月11日に日本教育支援協働学会で研究発表しました。その内容を下記に掲載しています。
https://bridgelearning.jp/kyodo/



